2009年2月4日水曜日

河童、出没範囲が広いなっ

現在、調査続行中。
確認している相撲と関連性がある妖怪は「河童」が筆頭。
ときどき「天狗(芝天/柴天狗)」が出てくる。
まれに、「狐」「猫」か。
「狸」もまれなのだが、東方Projectで狸っていたっけ?
後で陸路くんに聞いてみよう。


鬼は現状出てきていないが、大柄な男(大男、大入道など)は登場する。
たいていは化かされている種類で、これは河童と相撲を取っている際にもたまに出てくる内容。
化かすというと、前述の「狐」「猫」も化かす類。
大男と相撲を取るというのは、意外と化かす妖怪のいずれかではないだろうか。

河童は淡水性海洋性によって、若干傾向が異なる。
自分のイメージでは、河童とは川から出てくる妖怪だと思っていた。
しかし、種子島、奄美大島といった地域では、海からたくさんの子供(の姿をした妖怪)が出てきて、かなりの時間相撲をし続けることになるようだ。
河童は親しみやすいイメージとともに、ケルピー同様川に引きずり込む性質、尻から玉を取る(命を奪う)といった危険なイメージの両面を有している。
また、時期によって、山に登るという話もあり、その場合は名前が変わるようだ。
時期によって居場所が違うというのは、なんとはなしに山の神を思い出す(脳内外部記憶/現状、根拠なし)。

芝天/柴天狗に関しては、現在「四国地方」での説話しか確認できていない。
天狗の説話はもう一カ所、山形県にある。相撲取り場があり、いくら使ってもいつの間にかきれいに整えられている、という話。地域が離れすぎていて、これは関連性が低いと考えられる。(四国から山形に転封された大名とかがいれば、万が一はあり得る)
「四国」というと、陰陽道が現在も語り継がれているという話を聞いた。陰陽師、修験行者、天狗という関連性は捨てがたい。だが、芝天、柴天狗の説話は、河童の内容によく似ている。頭には皿がないという説話もある。
名前の違い、皿の有無の違いがあることから、何らかの分化があるのだろう。しかし、現状では情報を整理できていない。(調査している説話の「天狗」は射命丸文嬢や犬走椛嬢を絶対イメージできない)

化かすという意味での「狐」「猫」は、果たして八雲藍嬢、橙嬢をイメージできるだろうか。少なくとも性質上、火焔猫燐嬢はイメージ除外か。
うー、わからん。
調査しても、にとり補強題材は少ないぜ。

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